今年3月期の決算で、消費者金融大手4社の赤字決算額が合計で1兆円を上回る見通しとなったことで、貸金業法改正の影響が、3メガバンクを中心とする大手銀行の決算業績に波及している。(2007年4月26日 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070426mh07.htmより引用)
消費者金融が決算赤字だと、なぜ大手銀行の決算業績に波及するのでしょう。
消費者金融のプロミスには、三井住友銀行が約22%出資しています。
出資比率に応じて三井住友フィナンシャルグループの連結決算に赤字決算が反映されます。
消費者金融のアコムには、三菱UFJフィナンシャル・グループが約15%を出資しています。
こちらも赤字決算の一部が三菱UFJの決算に反映されます。
三菱UFJの傘下には520億円の赤字決算予想の信販大手三菱UFJニコスもあり、決算収益を圧迫しています。
みずほフィナンシャルグループは、信販大手のオリエントコーポレーション(約4579億円の赤字決算予想)と親密な関係にあります。
ただ、大手銀行にとっては今回の消費者金融の赤字決算は、むしろビジネスチャンスのようです。
大手銀行は個人向けビジネスの強化を目指しているので、消費者金融業界との関係を強化し、消費者金融業界再編を主導していくのではないかと予想する声もあるようです。
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